海外看護師資格の留学
●世界で看護師として活躍しよう
看護師として国際的に活躍するためには、現地の資格を取得することが必要です。アメリカのNCLEX-RN(看護師国家試験)とオーストラリアの看護師資格取得に必要な英語試験OET(Occupational English Test)に焦点を当てた留学プランをご紹介します。
現在、日本の正看護師の方を対象とした「海外看護師資格」の取得を目指す留学は、アメリカとオーストラリアに限定されています。
以前は、医療インターンから始め、その後に就職につなげて永住権を取得する方法が一般的でしたが、近年の各国の移民政策による医療就業者制限により、その門戸は狭くなってきました。エースは、現地の医療系学校への留学とナースビザ取得のコンサルタントサポートを提供する、数少ないエージェントです。
作業療法士、看護師、栄養士、薬剤師、理学療法士などの方々に、ぜひご参加ください。
アメリカ/NCLEX 看護留学
現在、看護師不足は日本だけでなく、先進国の多くの国々でも深刻な課題となっており、アメリカも例外ではありません。 アメリカの看護師資格は州ごとの認定事項であるため、資格条件は州によって異なります。しかし、 基本的には「NCLEX」と呼ばれる正看護師試験に合格することが必要です。
NCLEX合格後は、地域の看護協会への登録を行い、その後永住権取得や現地就職を目指すのが一般的な流れです。 NCLEXを受験するには、まず現地看護協会の審査を通過し、受験資格であるATT(Authorization to Test)を取得する必要があります。</P>
◎この留学コースの対象者
日本で正看護師免許を取得済みで、3年以上の就業経験をお持ちの方。
◎州による看護師資格申請の違い
NCLEXを受験するには、ATT手続きに加えてCGFNS(Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools)認定を受ける必要があります。
ただし、州によって規定が異なります。例えば、カリフォルニア州では2012年以降、規定が厳しくなっている一方で、
イリノイ州やニューヨーク州ではCGFNSを免除される審査プロセスがあります。これらの州の看護師資格取得プログラムに参加することで、
手続きを簡略化することが可能です。なお、看護師資格取得後には、他州へのライセンス切替も可能です。
ニューヨーク看護師資格留学
ニューヨークでアメリカ看護師資格にチャレンジするプログラムです。ニューヨーク州は、州の規定で、外国人である看護師資格の所有者がNCLEXを受験して現地の看護師資格を取得することが可能です。
看護師資格NCLEXロードマップ
●入学条件
高校卒業以上、看護師経験3年以上、大学の看護学科卒業。
●プログラムの概要
このプログラムには多くの方が参加されています。その半数は30代前後の女性が中心です。同じ目的を目指した同世代の仲間と励まし合いながら学習できるのが特徴です。
看護師になるにはIELTS(英語検定試験)が義務付けられており、就労ビザや永住権申請においても英語力の証明が必要です。そのため、一定の英語力を効率よく培う必要があります。
また、アメリカ看護師試験資格であるNCLEXをパスするためのさまざまな講座が総合的にカリキュラムに組み込まれており、多くの学生は複数回の受験でNCLEXをパスします。卒業後は一定期間アメリカで合法的に働けるCPTの取得が可能になります。
米国では実務経験のある外国人看護師に永住権を発行する場合があり、永住権取得(米国グリーンカード取得)の可能性があります。就職後に永住権の申請手続きに進む人も少なくありません。
NCLEXを受ける前に、NY教育局に提出しなければならないCGFNS(Commission on Graduates of Foreign Nursing Schools)の審査書類のレビューに加え、面接やレジュメ(履歴書)の書き方の指導など、資格取得のみならず、就職あっせんまでのサポートがあるので安心です。
授業とコースの概要
●入学:毎週月曜日
前半:月~木 ESL、金 NCLEX
後半:月~木 IELTS/TOEFL、金 希望によりNCLEXコースをリピート
★NCLEX対策コースには、医学専門用語、医療法、発音矯正の講座も含まれます。
●NCLEX-RN
NCLEXとは米国看護師資格試験です。日本で看護師として働くためにRN資格が必要であるように、米国でもこのNCLEXが必要です。
さまざまな看護知識を問う状況設定問題をコンピューター形式で解く試験があります。NYでテストを受けるには、必ずCGFNSからテスト許可を得なければなりません。日本では国家試験ですが、米国では州試験であるため州ごとに実施されています。
●CGFNS
New York State Education Department(NY教育機関)は海外の看護師に対し、NCLEXを受ける前に資格認定の検定をCommission on Graduates of Foreign Nursing Schools(CGFNS)で受けることを義務付けています。
NYに書類を提出する場合は英語検定が必要になりましたが、書類の提出のみで構わず、SSNが免除される場合があります。
ニューヨーク看護師資格取得の流れ
1. ELS英語プログラム
このプログラムでは、最初の1学期に会話英語や基礎英語を集中的に学びます。速く効果的に英語を習得することを目指し、効率よく実践で使える英語を1学期かけて確実に身につけます。
2. NCLEXプログラム
NCLEXは米国看護師資格です。日本で看護師として働くのにRN資格が必要なように、米国でもこのNCLEXが必要です。様々な看護知識を問う問題をコンピューターで解きます。講師は現役看護師であり、NCLEXに合格するためのポイントを集中的に指導します。このプログラムは1学期目に組まれており、全20週間の内容です。希望により、2学期目以降に再度受講することも可能で、苦手な点を克服できます。
3. IELTSプログラム
TOEFLに似た国際英語検定試験の1つです。IELTSは看護師として働くためのビザ取得時に6.5のスコアが求められます。当プログラムでは、2学期に集中講座を設け、準備をして試験に臨みます。
4. CGFNS審査書類
Graduates of Foreign Nursing School = NY教育機関が、海外の看護師にNCLEXを受ける前に義務付けている書類審査です。必要書類の整え方を厳密に指示します。
5. レジュメと面接の準備
実際の面接とレジュメ(履歴書)の書き方をサポートします。面接は英語で行われるため、よりスムーズに対応できるよう練習します。よく聞かれる質問への受け答えの対策も行います。また、レジュメは採用結果に大きく影響するため、万全の体制で面接に臨めるよう、しっかりとサポートします。
●このプログラムは見積をご依頼ください
お問い合わせはこちらから:FreeDial
◎土~日 11:00-17:00
※ 月曜日休業